top of page
目の病気について
ドライアイ
ドライアイとは
ドライアイは、涙の分泌量の減少、もしくは量は正常でも質が変化することにより目を守るのに欠かせない涙の量が不足したり、涙の質のバランスが崩れることによって涙が均等に行きわたらなくなり、眼球が傷つきやすくなっている状態のことです。
ドライアイになると涙の潤す力が下がっているため、「目が乾く」「物がかすんで見える」「目が疲れる」「ゴロゴロする」などの症状が現れます。
ドライアイの原因には「コンタクトレンズの使用」「長時間PC画面を見る」「部屋の乾燥」「加齢」「長時間の運転」などが挙げられます。
ドライアイの主な症状
-
目が疲れやすい
-
目が乾く
-
目の不快感
-
目が痛い
-
目やにが出る
-
目がゴロゴロする
-
理由もなく涙が出る
-
物がかすんで見える
-
目がかゆい
-
目が重たい感じがする
-
目が赤くなりやすい
-
光をまぶしく感じやすい など
ドライアイの診断・検査
涙の量を調べる検査を行うことで、ドライアイの程度を客観的に調べることができます。
また、ドライアイによって、角膜や結膜に傷がついていないかも確認します。
ドライアイの治療
ドライアイの治療
点眼薬
適切な点眼薬によって、症状のコントロールが可能です。
涙点プラグによる涙道閉鎖
直径0.5~1mm、長さ1~2mm程度のシリコンでできた栓(プラグ)で涙点(涙の出口)をふさぐことで、涙を貯め、ドライアイを改善する方法です。
涙がたくさんあふれてくるようであれば、プラグを数カ所抜くなどして調節もできます。
コラーゲンプラグによる涙道閉鎖
ドライアイ改善のしくみは、涙点プラグと同様です。
涙の通路に医療用の液状コラーゲンを注入することで涙を貯め、ドライアイを改善します。
このコラーゲンは体温でゲル状になり、ゆるやかな涙道閉鎖を起こします。時間が経つにつれて少しずつ分解または排出されるので、3ヶ月程度効果が続きます。
bottom of page